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小林よしのり
2015.4.4 04:00

八紘一宇問題の本質


東京新聞で「真正保守」と名乗る者が、「八紘一宇問題の本質」

という文章を書いている。

「真正保守」なんて厚かましく名乗って、実名も明かさない

「卑怯保守」が、どの口で言うかと叱りたい。

 

「八紘一宇」という言葉に、日本人がアレルギーを持つように

なったのは、GHQが公的な使用を禁止したからである。

GHQの「WGIP(ウオーギルト・インフォメーション・

プラグラム)」で洗脳されている日本人の代表が、

この「真正保守」とかぬかす馬鹿野郎なのだ。

 

「八紘一宇」は、「言葉狩り」するほどの、危険な言葉ではない。

単に、「人類みな兄弟」という意味に過ぎない。

超格差社会の歯止めが必要という文脈で使われた「八紘一宇」

という言葉を拒否したい者たちは、弱肉強食の資本原理主義が

大好きなのだろう。

なにが「真正保守」か!

実名を名乗って、顔を出せ!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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